社員証は社員1人ひとりに与えられた会社の看板のようなものです。そこには社員の氏名や部署、役職などが記載されているほか、会社の理念やロゴマークなども記載されています。会社によって社員証に対する考え方も様々です。見やすいようそれぞれ工夫して作られています。最近は、無料でデザインなどを提供しているサイトもあるので、気軽に社員証を製作できるようになりました。
社員証を作る際に気をつけたいことは、相手に分かりやすく社員の情報が記載されているかという点です。文字の大きさや配置、配色など細かいところまで気を配る必要があります。また、社外に持ち出す可能性も考慮してプライバシーな情報を載せすぎないようにすることも大切です。
会社や社員の情報を載せることが1番の目的ですが、身に付ける社員が誇りをもって、堂々と持ち歩けるような素敵なデザインにすることが重要です。質の高いものが出来上がるよう慎重に進めていきましょう。
社員証は、主に企業のビルや部屋を出入りする際に用いたり社内での名札がわりに使われることが多いです。部屋を出入りする際に不可欠なオフィスも少なくなく、常にケースに入れて首から下げている社員の人も少なくありません。元々は会社内で使用するものですから社外では意味を持たないものと思っている人も沢山います。しかし、場合によってはどこの会社の人か証明するための簡単な身分証がわりに使えることもあります。もちろん、社員証は正式な公的身分証にはならないので注意も必要です。
一般的には社外で使うメリットがない社員証ですが、例えばクレジット機能を搭載しているものなどは外で便利に使うことができます。会社の経費で定期や備品を購入する際のクレジットとして、使えるようにしているという会社も実は意外と多いでしょう。クレジット以外にキーカードの機能もついているとさらに便利ですが、紛失した時のセキュリティ面での問題は大きいので注意も必要です。